出会いアプリ以降の恋愛事情

出会いアプリ以降の恋愛事情

昨今のデーティング・アプリ事情を追ったHBOのドキュメンタリー、「Swiped: Hooking up in the Digital Age」を見た。Tinderに始まり、Bumble、Hingeといった、アメリカの出会いアプリと文化へのインパクトを取り上げている。

TinderのCEOのSean Radのトークを、ニューヨーカー誌のカンファレンスで聞いたことがある。アプリのおかげで出会いの可能性が無数に増える一方で、容姿で人をジャッジすることが当たり前になる。一般的には、女性は真剣な関係を求め、男性はフックアップを求める傾向が強い。社会の階層や境界を超えることができるという利点もあるーーこうしたことは、文化的にどういう長期的影響を及ぼすのか・・・ひとつ言えることは、自分は物理的な出会いしかなかった頃の恋愛を経験してよかった、ということだ。こんな容姿をベースにジャッジされる社会、恐ろしい。

ひとつ、学んだこと。自分が今トライしている、約束しない関係を最近は「situationship」と言うらしい。セフとは違う、新しい形。西洋式一対一の関係に疑問を持つ人間にはうまく機能する。都会ならではの寂しさの象徴であっても。

 備忘録:Situationshipがミレニアル世代の新しいノーマル(StudyBreaks)