ミレニアルの恋愛活動
イベントからの流れで、ミレニアル男子二人と深夜までバーをはしごした。二人ともめっちゃできるイケメンである。そしてシングル。いつも「ザ・ワン」を探している。そして手に入らない女の子に「理想の彼女像」を見てしまったために、デーティングアプリを常用しながら、本気の恋ができないでいる。
二人の話を聞いていると、めっちゃスペシャルな人を求めているのだということがわかる。そんな女いるか?と思ってしまうほどに。いるかもしれない。がんばれよ、と思いながら、そんな女はデーティング・アプリにはいないだろうなあと想像する。
ものすごく一般的にざっくりいうと、女のほうは、わりと現実的な彼氏像を求めている気がする。そして、ひとりに決めたいと思っている。そして、明らかに複数とデートしていそうな男にもやもやしたりする。
デーティングアプリが、ニューヨークの、そして世界中の、特に都会のデーティング習慣を劇的に変えた。この変化が、人間の心理や社会にどんな長期的な影響を及ぼすのかはまだわからない。けれど、かなりのインパクトを持っていることは確かだろう。
Yumiko Sakuma