なぜヒラリー・クリントンは嫌われるのか
最近よく聞かれる質問シリーズ。
Q. なぜあの人が大統領に選ばれてしまったのか?
A. それについては、いくつも答えがあるが、大きなひとつに「ヒラリー・クリントンを嫌いな人が思われていた以上にいた」というものがある。そしてその理由はさらに多様で、根深い。共和党のエスタブリッシュメントから嫌われている背景には、ビル・クリントンが就任したときに政治の経験がないのに政治家たちを無視して医療改革を進めようとしたことが反感を買った、ということがあったし、白人ナショナリストや銃規制反対派に嫌われている裏には、FBIを使って白人至上主義を取り締まった(Ruby Ridge事件など)クリントンへの恨みがある。そして近年には、国務長官時代に起きたベンガジ事件(2012年アメリカ在外公館襲撃事件。映画「13時間 ベンガジの秘密の兵士」の題材になっている)の対応や電子メール問題(個人のサーバーを使ってメールをしていた)なども激しく攻撃される理由になった。どれもあれだけの憎悪をぶつける理由としてアンフェアな気がするが、現実である。
などと説明していたら、聞いていた友達が「でも女だってこともあるでしょ?」。はい、ありますね。エリートのヒラリーの振る舞いが気に入らない男も女(特に主婦のみなさん)もたくさんいるみたいです。
ところで、最近、ヒラリーがインタビューで「I’d like to be preisdent」と答えていてげんなりしました。そして昨晩イヴァンカ・トランプがプライベートのメールをホワイトハウスでの仕事に使っていた、ということが明らかになった。また生産性のない時間がたくさん使われそうである。やれやれ。
備忘録:民主党、イヴァンカ・トランプの個人メール使用を調査へ(The New York Times)
#ヒラリークリントン