ニューヨークの犯罪
現実として理解していたことが、実は虚偽だった、ということがたまにある。そしてそれが起きると、ちょっとしたメンタルアジャストメントが必要になる。
最近、好きなポッドキャストreply allで、ニューヨークの犯罪統計が欺瞞だったというエピソードがあった。CompStatという統計システムの登場によって、NYPDが統計志向になりすぎて、被害者たちが届け出る犯罪を「ダウングレード」していたことがわかったというのである。たとえばレイプにあった娼婦を説得して被害届けを取り下げさせたりとか、、、、マジか、、、
ニューヨークは安全になった。それは疑いようのない事実である。けれどそれを裏付けると思っていた数字が歪められていた、、、ショッキングである。
ちなみに最近の統計では、#metoo の盛り上がりで性犯罪の 届けが増えているという。良いことだ。しかしヘイトクライムの届けも増えている。勘弁してくれ。
備忘録:レイプとヘイトクライムは2018年に増えたが 、ニューヨークはもっとも安全な大都市(The New York Times)
Yumiko Sakuma