DiaryYumiko Sakuma

女性平等デー

DiaryYumiko Sakuma
女性平等デー

静かなグリーンポイントの日曜日。たまった新聞をじっくり読んで、Women's Equality Dayだということを知った。一面に出ていた、選挙に出馬する女性候補者たちが晒される嫌がらせについての記事を読んだあとにページをめくると、母になったばかりのジャーナリストの、仕事と家庭生活の両立についてのパーソナルなエッセイを読んだ。いやはや。これまでこういうことがナショナル・メディアで取り上げられることは少なかったのだと思う。けれど、今、#metoo以降のEquality運動の盛り上がりで、個人的なストーリーが力強く響くようになっている。その後、女優ミシェル・ロドリゲスのインタビューを読んだ。「トランプ大統領が選出されなかったら、今の運動の半分は始まっていない」という言葉にはっとした。今、去年の日記の書籍化に向けた校正作業をしているが、今の女性運動は去年の10月まで始まらなかったのだ。短い期間にずいぶんといろいろなことが起きた。そして今、運動の一部が最高裁に舞台を移して激しい戦いを繰り広げている。

備忘録:今年の女性平等デーがひと味違う理由(Rolling Stone)