自分たち(女)の意識改革

友達エリのバンドLow Powersのライブに行って、佃島の盆踊りに行った。私は初めて行ったのだけれど、運営方法や踊り方をめぐって対立し、盆踊りが分裂しているらしい。いろんなところにいろんなドラマがあるなあ。

先日、「マンスプレイニング」について書いたポストを読んだ女友達が、つい最近、それをやられて看過してしまったという話をしてくれた。(君は知らないだろうけれど)教えてあげるよ、という態度で来られたときに、「知ってるよ」とわざわざ言うよりは、流してしまったほうが楽である。バカだなあと思っても、「そうなんですか、教えていただいてありがとう」と言っておいたほうが円滑に行くし、「面倒くさい」と思われるのも面倒くさい。けどそれをやってると、なぜ知ってることを知らないフリしなければいけないのだ!と腹が立ってきたりするわけです。彼女も「言えば良かった」と感じたようである。

話は違うけれど、最近、超アウェイの現場に行ったときに、にやにや顔のおっさんに「女性だとは聞いてなかったな」と言われてひっくり返りそうになった。今どきそんなことを言う人がいるとは! が、できる限りの満面の笑みを浮かべて、「私が女性だってなんか関係あるんですか?」と返してみた。伝わったかどうかは別にして、こういうのは撃ち返していかないと改善されないと思うから。

最近、私がこういうことを書くと、男性陣から「実際、男尊女卑を心地よいと思っている女子、責任持ちたくない、楽したいと思っている女子たちはどうするのだ」というようなことを言われたりもし、確かに自分たちの意識改革も必要だと思う。自分だって、若い頃は、セクハラやセクシズムをマンスプレイニングを看過してきたわけだしな。何もかも啓蒙と修行と練習の積み重ねだな、やっぱり。

備忘録:マンスプレイナーになんと答えるか(Bustle)