女性の年齢と結婚について
この一週間ほどずっと心にずっしりとある問題がひとつある。
先日読んだ鈴木涼美さんのエッセイにあった一説。
「気づけば地下鉄の駅でホットフラッシュで大汗をかくような年齢で、独身で、閉経へのカウントダウンが始まっていて、それでも飽き足らず夜中に友人2人を三茶に呼び出して恋愛の愚痴をもらしている。
35歳が夜中にパスタとか食べてていいのかという問題もある」
まじかー。あと10年以上も先にやってくるであろう問題に、35歳でこんな気持ちを持つ人がいるのかという衝撃。ディスるつもりはまったくないのだが、そんなふうに30代を過ごすなんて想像しただけで辛い。
日本にいると、女性がジャッジされる基軸のひとつに「パートナーがいるか」があるということを実感する。どれだけいい仕事をしていても、どれだけキラキラしていても、彼氏がいない、結婚していないというだけで、自己嫌悪に陥っている女性をよく見かけるのです。
自分が一度したから言うわけではないが、結婚はゴールではない。だって結婚以降も人生は続いていくのだよ。でも、パートナーを持たない女性を自己嫌悪に陥らせる事象は世の中にゴロゴロ転がっている。そういうの、変えたいよね。
Yumiko Sakuma