ファッションの代償問題(実践編)

那覇から石垣島に移動して祭りに行った。那覇を発つ前に、友達の綾羽から聞いていたパナマハットの展示会に行った。主催者のふくしまりえさんは、映画「トゥルー・コスト・オブ・ファッション」を見て(この映画については以前書いた)衝撃を受け、自分ができるアクションとしてエクアドルにパナマ帽作りを学びに行った。そして今、現地のメーカーK. Dorfzaun から買い付けたものを売っている。イベントに際しては帽子を売るだけでなく、映画「トゥルー・・・」を上映したり、トークをすることで、ファストファッションの罪や価格について考えてもらおうとしている。

 

自分が何をできるか、と考え、すぐにそれをアクションに移すーー素敵だ。りえさんは映画を見たのと同じ頃、「ヒップな生活革命」も読んでくれたという。 なんか嬉しい。エクアドルの帽子は、熟練の作り手さんでも1日にひとつしか作れない。だからけっこういい値段がする。エクアドルの人たちは一人二つずつくらい帽子をもっているという。それくらいでいいんだよな、きっと。ホーダー(物溜め込み派)の自分が初めてそう思った。

備忘録:より少ない所有するための10の方法(Be More With Less) 

 

 

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