DiaryYumiko Sakuma

フェイクミートと環境

DiaryYumiko Sakuma
フェイクミートと環境

週末は久しぶりに山の家に来た。フェイク彼氏のKが、いない間に、手付かずになっていた庭の手入れをしてくれていた。ネズミが、マウストラップにかかって死んでいた。

バーガーをグリルしたいというので、自分はベジ・バーガーを食べようか、またはしいたけバーガーでもするかねなどと思っていると、目に入ってきたのはBeyond Burger。今はやりの、限りなく肉に近いと言われるフェイクミートである。レストランに流通しているImpossible Burgerは食べたことがあったのだが、Beyond Burgerは未体験だった。つい誘惑に負けて買ってしまった。焼きながら匂いが猫の餌に似ていると文句をタれるK。まあまあいいから、経験だから、といなす私。

ところでこのプロセスで、「お前はなんで肉を食べないんだ」と議論をふっかけられた。彼は、私が肉を食べない理由が、自分の体調であることに不満を抱いているらしい。お前の理由は環境問題じゃないよなあと絡んでくる。自分は肉食べてるくせに。しかし、私も最近、牛肉の飼育が環境に与えているダメージの大きさについて学び、恐怖におののいていたところであった。ベジタリアンであることの環境的プラスについても、これからは語っていかなければなと思った。

ちなみに、Beyond Burgerを食べたあと、猛烈な倦怠感に襲われて寝てしまった。そんなところも肉にそっくりである。次回からは、シイタケ・バーガーかベジ・バーガーに戻ります。

備忘録:ラボで生産された培養肉は、本当に「環境に優しい」と言えるのか?(Wired Japan)