自分のキャリアのスタート地点を振り返る
この1ヶ月くらいの間に企画した12回のトークの最終回は、noteで、加藤貞顕さんとのトーク。noteを始めて約1ヶ月。ほぼ同時にツアーが始まってしまい、まだnote の立て付けについてよくわかっていないこともあり、こちらからもいろいろ聞こうと思っていたのだが、結局、ほとんどは加藤さんからの質問に答えることで終わってしまった。今度、こちらからトークのお願いをしたいと思う。
さて、今回のトークの内容は、自分がどうやってキャリアを築いてきたか、ということだった。全体的に、自分の人生の取り組み方は縁や偶然に頼ってきたというか、ある意味、受動的だと思ってきたのだが、久しぶりに20代の頃のことを思い出してみたら、とにかくほうぼうに履歴書を送りつけたり、大して実績もないのに原稿を持ち込んだり、今思うと、なかなか恐れを知らない行動に出ていた。
この広い世の中に、一人くらいはチャンスをくれる人がいるだろうと思ったこともあるけれど、そこには「ダメでもともと」という拒絶を恐れない気持ちがあった気がする。自分は若い。キャリアも体験もない。拒絶されて当たり前で、何かにつながったらラッキー。そういう気持ちが、自分を後押ししてくれたような気がする。今思うと、大した度胸だな、と思うけれど。だから、私は、自分より若い人から熱意のあるメールをもらったら、必ず対応するようにしている。
Yumiko Sakuma