zineを作りました
いろんなところで告知しましたが、zineを作りました。休暇で行ったBangkokへの旅が強烈だったから、すぐに何か作りたいと思い、勢いで一本紀行文を書いて読んでみたら、女性の声が足りないことに気が付き、もう一度行って、「A面」「B面」を両側から読めるようなものを作ろう!と思ったのです。そしてこのフォーマットだったらいろいろできる!とまとめたいものがいろいろ出てきて、シリーズ化することにしたのです。
デザインは、ずっと一緒に何かやりたいと思っていた長嶋りかこさんにお願いしました。出産間近だというのに快く引き受けてくれ、満足できる仕上がりになりました。書きたいことはたくさんあったのでつい全部書いてしまったところ、64Pになってしまいました。しょうがないね、こればっかりは。
自費出版で本を作ったことのある人ならわかるかもしれませんが、zineを作るにはけっこうなお金がかかります。少数の部数だと印刷代も安くありません。zineって高いんだよね、というつぶやきも聞こえてきましたが、高くなっちゃうんです。本当は1000部くらい刷りたいところでしたが、旅の経費やら何やらも入れると恐ろしいほどの赤字になってしまうので、諦めて500部にしました。かつて、自主制作の紙媒体をやっていた友達が「バッグひとつ買うかわりに、って思ってやってる」と言っていたのを思い出しました。だからどうしても欲しいという人に手にとってもらえば良いかなと思って値段は1500円に設定しました。
なるべく手で売ろう、そう思っていましたが、思いの外、東京の外からたくさんお問い合わせをいただいたので、急遽、Sakumag Storeを作りました(Katalokさんが疾風の速度で作ってくださいました)。実店舗は、東京では、11月10日まではToriba Coffeeで開催中のポップアップストアでお買い求めいただけます。また今後、鹿児島のOwl、東京のFlying Booksに置いていただく予定です。
昨晩は、Toriba Coffeeで若林恵さんとトークショーをやりました。中身を見ないで買ってくださる方の多いこと。そしてたくさんの方が「Sakumag毎日見ています」と声をかけてくださいました。ちょっと最近だらけがちで更新が遅れたりしていたので、改めて思いました。やる気!出た!ありがとう。