Yumiko Sakuma

バンコク、そして新しい旅のトレンド

Yumiko Sakuma
バンコク、そして新しい旅のトレンド

前夜遅くにバンコクについて、ベッドに潜り込んだのは朝4時だった。今回はちょうどバンコクに戻ってきたいと思っていたときに、バンコクのアーティストDaboyway(ウェイ)のチームから「本を作りたいから手伝ってほしい。お金の話はこっちに来てからしよう」というユルいオファーを受けて、バンコクに来ることになった。「この期間だったらいける」とブックツアーと東京の仕事の間の一週間をバンコクで過ごすことにした。

仕事といえば仕事なのだけれど、気持ちは休暇である。毎日終日仕事になるわけではないし、バンコクに住むように生活してみたいと思っていた。

こういうの、なんというだろう? Workation?  そんな言葉あったっけ、とググってみたら発見した。リゾートなどに場所を移して仕事をすることを言うらしい。発見した記事は、働くためにわざわざお金を使って旅をするなんてバカバカしい、情けないというトーンで書かれているが、私のまわりには旅をしながら行く先々で仕事をしている人が少なくない。「休暇中に仕事をする」というと、仕事の奴隷のような響きになるかもしれないけれど、自分のように、仕事と遊びの境が曖昧なタイプの人間には合っていると思う。

(noteで有料日記はじめました。この先、よりパーソナルな日記を書いていきます)

備忘録:Workationってなんだ? この新しい旅のトレンドは現代の一番悲しいものかもしれない(MIC)