中間選挙カウントダウン

中間選挙カウントダウン

また2週間後に東京で仕事があるのにわざわざ戻ってきた最大の理由は、中間選挙である。東京にいる間も、毎晩、ニュースで世論調査の推移を凝視していたのだが、いよいよ選挙は一週間後に迫っている。コリーが、不在投票をの投票用紙を投函しようとStaplesに行ったら、黒人女性の店員に「料金は私の奢りよ」とウィンクされた、というちょっといい話をしてくれた。キャロラインは「おそらく投票しないだろうとう若者たち」という記事に怒っている。

今、議会は上下院とも共和党が過半数を持っているために、ドナルド・トランプのやりたい放題が許されている状況である。中間選挙の結果いかんによっては、下院の過半数を民主党が奪還するかもしれない、というわけで重要な選挙なのである。注目すべきは、若年層がどれだけ投票するかなのであるが、州によってはすでに期日前投票が始まっていて、場所によっては若い人たちが前回以上に参加している(テキサス州)、蓋を開けてみると老人のほうが多い(カリフォルニア州)今のところデータはまちまちの方向を指していて、また移民たちに対する風当たりが強い昨今、ラティーノの投票率が下がるのではという懸念などもある。それに加えて、前回の選挙で世論調査があてにならないということがわかったので、いずれにしてもあと1週間はドキドキする展開になりそうである。

備忘録:過去2回の中間選挙より若者が投票する可能性が高いことを指し示す調査(The Washington Post)