DiaryYumiko Sakuma

台北にて

DiaryYumiko Sakuma
台北にて

1日目。ホテルを出て、もりもり歩いた。最近トーファのイベントをToriba Coffeeでやっていたエリ、最近台北の書店の本を作った編集者のあやめん、沖縄のコーヒー先生、山本哲史さん(チェック)から聞いたおすすめを事前にマッピングしていたのだけれど、とりあえずは歩き出すことにした。とにかく裏道を歩く。買い食いをしながら歩く。ポツポツ、地図に入れていなかった素敵な場所を発見して、自分の地図にマッピング。途中、打ち合わせのためにやってきた伊藤総研と合流し、夕方、「台湾の『いいもの』を持ち帰る」「台湾のきほん」の青木由香さんと合流するまで、ウロウロ歩いた。新しい街を知るのには、歩くのが一番である。予定のない旅がいいのは歩く時間ができるところだ。

台北は99年以来である。最近、まわりの友達に台北に夢中になっている人たちがいる最近、雑誌でも台北の特集が目白押しだ。。ちょうどバンコクで打ち合わせがあるので、途中に寄って様子を見てみたいと思ったのだ。

青木さんが夕方、姉妹が運営しているレストランーーーに連れて行ってくれた。菜食者に優しいメニューがたくさんある。さやえんどうの中身だけのスープは優しいのにしっかりした味で、エリンギのフライは、ピリッと美味しかった。青木さんがひとつひとつメニューの解説をしてくれる。「おいしい」の裏には、たくさんの人間ドラマがあって、青木さんのストーリーテリングに惚れ惚れする。「おいしい」が百倍になる。なんというぜいたく。青木さんの究極のガイド本を読みたいです!と力説。

ちなみに台北は、肉を食べるのをやめてから訪れた場所のなかで、一番菜食フレンドリーだった。メモに「菜食」と書けば、肉を抜いてくれるよ、と青木さんが教えてくれた。また食べにこよう。

備忘録:胸がメロっとする包子。(台湾のまど 青木由香の台湾一人観光局)