都市の交通網と進歩の度合い

ニューヨークからサンフランシスコに引っ越した男子クリス、ニューヨークからLAに引っ越した男子ミケルとご飯を食べた。暮らしの場所としての3都市についての会話のなかで、クリスが、サンフランシスコよりもニューヨークのほうがプログレッシブだと言った。理由を求めると「地下鉄があって、2ドル代の料金でニューヨーク市の端から端まで行けるということ」(=収入が低い人でも高いお金を払うことなく通勤することができる)と「公園の緑地が潤沢にあること」を上げた。サンフランシスコはアメリカで一番リベラルな都市だと言われることが多いけれど、今の収入格差や交通公共機関の欠如などによって、持たざる者たちにとっては暮らしづらい場所になっているのだなと実感。ニューヨークはそう悪くもないという気分になるから不思議である。

備忘録:交通を改善するためにスマートなアイディアを使う9都市(Curbed)