Back to All Events

SakumagStudy Vol.16 日本の貧困と、わたしたちにできること vol.2

Sakumagが月に2度開催する勉強会。

Studyトピック:日本の貧困と、わたしたちにできること vol.2

ゲスト:小林美穂子さん(一般社団法人つくろい東京ファンド)

日時:11月9日(火)21:00~(日本時間)

Vol.12の佐野未来さん(BIG ISSUE日本)に続き、貧困問題を考えるシリーズ第2弾は、一般社団法人つくろい東京ファンドの小林美穂子さんにお話を伺います。

「そもそも、ステイホームする『家』がなかったら?」

コロナ禍で仕事を失い、家を失い、ネットカフェ休業により最後の拠り所も失い、日本の貧困が急速に拡大するなか、社会のセーフティネットであるはずの福祉制度は機能せず、困窮者を極限まで追い詰めるような行政窓口の水際作戦が横行しています。

「一般社団法人つくろい東京ファンド」は、福祉や法律の綻びを市民の力で修繕しようと2014年に設立され、「住まいは人権」という理念のもと、家を失った人たちに、個室シェルターの提供やアパート入居のサポート、生活保護申請への同行etc...といった幅広い支援を行ってきました。「つくろい」メンバーの小林美穂子さんに、コロナ禍でいよいよ底が抜けた感のある日本の貧困の現状と、当事者の姿、そして行政・福祉制度の問題についてお話を伺います。

今回、勉強会のもうひとつのテーマが「わたしたちにできること」だとお伝えすると、美穂子さんは力強く言いました。「たっくさんあります。すべては市民の声で変わるんです。わたしたちが呼びかけ、みなさんが声をあげてくれたことで変わった困窮者支援現場のこと、お話しします!」

日本の貧困問題のこの先を決定づける、大事な選挙直前のSakumag Studyで、取り残される人のいない社会のためにわたしたちに何ができるのか、共に考える時間になれば幸いです。

 

◆小林美穂子さんプロフィール◆

幼少期をアフリカ、インドネシアで過ごし、ニュージーランド、マレーシアでホテル業や事務機器営業に従事、日本での工業系通訳と上海での学生生活を経て、生活困窮者支援に至る。つくろい東京ファンドファンドメンバー兼、これまで支援を受けた人たちの居場所兼就労の場として設立された「カフェ潮の路」のコーディネーター。支援現場から日々のリアルな声をSNSで発信し続け、2020年11月には『コロナ禍の東京を駆ける 緊急事態宣言下の困窮者支援日記』を刊行(岩波書店)。Eテレ「こころの時代」やハートネットTVの生活保護特番など、メディア出演も多数。

つくろい東京ファンドHP

https://tsukuroi.tokyo/

  • 参加料: Sakumag有料購読者は無料/ 一般参加 1,650円
    ※有料購読者の方:Sakumagに参加リンクを記載します。該当配信以降に有料会員になった方はWebsiteの投稿を遡ってご確認ください。
    ※一般参加チケットでご参加の方:購入後、前日の22:00頃にリンクを送付します。

    ※前日に22:00以降にチケットを購入された場合は、開始時間直前に対応致します。

  • 参加方法: Zoom
    ※購入していただいた方にURLをお送りいたします

  • アーカイブ配信について
    ※一般参加の方:アーカイブ配信版の購入も可能です。購入時のコメントにアーカイブ配信の購入希望の旨を記載くださればイベント終了後に別途視聴リンクを送付します。

    ※有料購読者の方:終了後のSakumagに「アーカイブ視聴のためのフォーム」が添付されています。フォームに記載いただくと回答送信後、視聴リンク(Sakumag Stream終了後の翌々日以降視聴可能)にアクセスが可能となります。

    ※アップロード直後は画像処理のために少しお時間を頂く場合がございます。再生できない場合はしばらく経ってからお試しください。