DiaryYumiko Sakuma

ミレニアル対ベビーブーマーの衝突

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ミレニアル対ベビーブーマーの衝突

サンフランシスコでの取材に、前回お願いしたフォトグラファー氏に声をかけたら、その日がNGということでスタジオメイトを紹介された。現場の近くで待ち合わせをし、ランチをしながら打ち合わせをして、そのまま仕事に突入した。その日のうちに弟分ジョニーの高校時代のガールフレンドの現ボーイフレンドだということが発覚した。世界はときどき恐ろしいほど狭い。

初めての人といきなり現場に突入する、という行為がけっこう好きだ。雑談をしながら、少しずつ相手のことを知る。とてもソフトで繊細そうな彼は自分のことをクイアだと言った。アリゾナ出身で、両親は共和党支持だと言った。「父はヨットを持ってるんだ」と吐き捨てるように言った。あるときには「僕がこういうふうになったのは父親のおかげ/せいだと思うんだ」。because of the way my dad isが、「おかげ」とも「せい」とも聞こえた。ミレニアルは、ベビーブーマーに怒っているのだ、とも言った。「だって、こうなってるのは何もかも彼らのせいだぜ」。こうなってる、という言葉にいろいろなことが含まれていた。ジェントリフィケーション、貧富の格差、学生ローン、ヘルスケア地獄。。。考えてみたら、今トランプと左派の間で起きている戦争は、世代間戦争なのだった。

備忘録:ベビーブーマーとミレニアルの衝突(Forbes)